お愛宕さん─震災2年4ヶ月─志津川

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「おあたごさん」と「てんのうさん」に見守られていた町並みの道の跡(天王前)

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チリ地震津波でも達しなかった大津波がたくさんの人の命を奪いました。合掌

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愛宕さんの登り口は津波でえぐられ、旗立ては曲がり草に埋もれました。

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近づくと、奉納碑が残っていました。その方たちの住まいはありません。寂しいです。

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かっては、この急斜面を綱を握りしめて登った善男善女がいたのです。

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ふもとのお祭りは賑やかだったとの地元の方のお話でした。

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愛宕神社に参拝して東を見ると山城の発掘中です(立ち入り禁止)。
この地は、高台移転の中心になるとのことでした。


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おてんのうさん 今の須賀神社 社殿のみ残りました。


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今日の海

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 霧雨の中に美し      (珈琲神社にて)


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今日の志津川 右上が防災対策庁舎

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同じく 海側を見る これが現状なのです。


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JR陸前戸倉駅付近の整備が進んでいます。


f:id:tentijin8:20130711142440j:plain モアイ像(さんさん商店街)


読書再開─『被災地から問うこの国のかたち』
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「すちばん根本的な問題なのは、この国のパワーエリートたちが、全く「平時のシステムと論理」を変えようとしないことでしょう。」(玄侑宗久
「「だから、もう一度、原発を動かして、そのお金を使って復興しようよ」という、そういった悪魔の囁ききの声がはじまるに違いない。だからこそ国のレベルの議論とは関わりなく福島がきちんと原発にお世話にならずに生きていくという、そういう意思表示をするべきだと思っていた。福島では、実際に(中略)脱原発宣言をしている。」(赤坂憲雄

◎おすすめ動画─企画展 「それでも生きる! 考古学からみる災害のあと」
遅ればせの紹介ですが、有意義な企画展でした。