日野原先生語る・憲法に定められた主役は「日本国民」+名取ノ老女と熊野信仰

f:id:tentijin8:20160326195433j:plain
友人手作りの愛用の器を手に、いつも土曜日は尊敬する日野原重明先生の「104歳・私の証 あるがま々行く」(朝日新聞)を読む。今日は「どうしても皆さんに私の考えをお伝えしたくて」という12年前の憲法調査会公聴会のお話からでした。
「世界は緊密につなかっています。
自分の国だけが豊かで安定していればそれでよいというような狭い考えは、もう通用しない時代です。
現在も戦争や紛争で、膨大な数の人間が犠牲になり、尊いいのちが失われ続けています。
日本国憲法が掲げた目標、つまり「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去」するため、私たちは何かできるか、真剣に考える時です。
日本は資源の乏しい国ですが、マンパワーがあります。たとえば、国と国との間での文化交流は重要です。
日本の文化や伝統をどんどん輸出し、他国のそれを採り入れる。同様に教育の課題もあります。
自分のいのちは大事。それと同じように他人の、他国の人の、いのちも大事。
どの人間のいのちも大事。大人は子どもに、それをしっかり教えるべきです。
 憲法の目的は、国民のいのちを安全に保つことであって、憲法に定められた主役は日本国民」です。
押しつけどころか、私たちのいのちを武力以外で守る賢い仕組みです。」
という日野原先生の言葉は、人類が命を全うしていくための根本的な真理をついており、世界中がテロ、戦争の危機にある今こそ大事なことではないでしょうか。
digital.asahi.com

[www.youtube.com

www.nybiz.nyc

十代のきみたちへ: ─ぜひ読んでほしい憲法の本

十代のきみたちへ: ─ぜひ読んでほしい憲法の本


・注目記事─名取ノ老女と熊野信仰
www3.nhk.or.jp
www.ntj.jac.go.jp
www.huffingtonpost.jp

名取老女の碑(墓)
檀王法林寺 宝物2 絵画 熊野権現影向図,ニ祖対面図,當麻曼陀羅,八相涅槃図
f:id:tentijin8:20160327092042j:plain:w280
d.hatena.ne.jp

星と写真の部屋 「名取老女」の見た仏
blog.goo.ne.jp
uŒì–@i–¼Žæƒm˜V—jv–|‚Ɖðà

・小林健二「名取老女熊野勧請説話考」 (国文学研究資料館紀要 第八号 二 九八二年三月)
altmetrics.ceek.jp


●震災と熊野の神々
「熊野神社」の検索結果 - JIEN記
◎東北の熊野の神と芸能
「熊野神社」の検索結果 - 因縁果子