2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨明けの夕─70年目の危機

梅雨明けの夕 ●戦後70年の日本は危機にある●(関連追記集) 武藤貴也議員(自民党外交部会副部会長)の発言 「次に「基本的人権の尊重」について。私はこれが日本精神を破壊した「主犯」だと考えているが、この「基本的人権」は、戦前は制限されて当たり前だと考…

古代壁画─合戦原遺跡横穴墓1300年前の線刻画現地説明会(山元町)とその後

合戦原遺跡(宮城県山元町 宮城病院地区防災集団移転促進事業:災害公営住宅建設事業)の発掘調査現地説明会(2回目 山元町教育委員会 13時)に「黄泉の国」(よみのくに)?の壁画を見に行く。 横穴墓の入口からのぞく。数十秒、まるで日本に来た時のモナリザのよ…

暗雲・歴史から捉えた災害列島

・注目記事 この国は大丈夫なのか。 「僕は、沖縄は日本と中国が両方仲良くするところになるといいと思います。それが一番ふさわしいです。そして交易する。非常におおらかな心を持っている人たちですから、ちゃんとやっていけると思います。」 【全文】「世…

古代国家形成期の実像を栗原市入の沢遺跡から解明と発信を+高尾山古墳保存・波伝谷に生きる人びと

(入の沢遺跡の北側は国史跡伊治城跡、南側は大仏古墳群 ※グーグル・アースより) (河北新報特論時論15.7.10「栗原・入の沢遺跡 古代大集落 保存・活用を」(文章補足) ) 「昨年の12月6日、「予期せぬ大発見」との情報に、栗原市の入の沢遺跡現地説明会に出かけ…

入の沢遺跡の保存と活用に関する要望書(日本考古学協会)と歴史公園整備への提言

日本考古学協会より文化庁、宮城県・県教委、栗原市・市教委及び国土交通省(参考送付)あてに一般国道4号築館バイパス建設事業により破壊される予定の入の沢遺跡(いりのさわいせき)にかかわる「宮城県栗原市入の沢遺跡の保存と活用に関する要望書」(7月1日付)…

入の沢遺跡で何が起きたか─栗原市文化会館9.21・22

【アジア流域文化研究所公開シンポジウム】古代倭国北縁の軋轢と交流 「大和王権が日本列島で最初の広域支配体制を広げる4世紀の頃。 大和と同じ暮らし方をする人々が北のはずれに深い壕と材木塀で防御を固めた大きなムラを作った。 しかし、ムラは火事に遭…