ブシュケー
(縄文人─二枚橋2遺跡)
「日本発掘─発掘された日本列島2014」(東北歴史博物館で開催中)には日本列島に生きた先人の味わい深い顔がある。
数千年にわたる時の流れの中で、カミ(神仏)もしくは人の姿がさまざまに造形されましたが、いずれにせよ「深い思い」を秘めた「時代の顔」であり、必死に生き抜いてきた人々のとても奥深い肖像であると思うのです。
(縄文人─三内丸山遺跡)
(縄文人─岩手県山田町 畠中遺跡)
(縄文人─長竹遺跡)
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(骨壺)
(弥生人─泉坂下遺跡)
(3世紀人─東町田遺跡)
(飛鳥人)
(平安時代人─平泉遺跡群)
旧石器人の顔 石器
動物たちもたくさんいて表情がかわいくて古代人の思いが伝わります。
考古学関連展としては、実に見ごたえのある展示。そして会場は大賑わい。
できれば平日か休日であれば朝がおすすめです(会期7月9日まで)。
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写真が撮れる(ストロボは不可)画期的な特別展ですが、巡回している学芸員の方とお話しすると理解が深まります(図録はコンパクトです)。
鏡の中の仙人?(古墳時代)
(東北歴史博物館HPより)
●テーマ展示室での地域展「復興と創造のために─宮城の復興 発掘調査─」は特別展会場と離れているせいか観客が少なく残念。山元町・岩沼市・仙台市・多賀城市・石巻市・気仙沼市の復興や災害市に関わる郷土の歴史発掘の精華であり、ぜひご覧ください(7月13日まで)。
・付記
新井田館跡の3D表示を期待しておりましたが旗とパネルのみで残念でした。
(本ブログの掲載は東北歴史博物館の了解を得ております。ご協力を感謝いたします。)