2015-01-01から1年間の記事一覧

皆様 よいお年を

(志津川湾夕景 2015.12.30) 皆様 本年も拙ブログを観ていただきまことに有難うございます。 今年は世界でテロが頻発し、安保法制をめぐって日本人の心が二分されていった悲しい一年でしたが、 それでも地球と生命に愛を注ぎ、真に「美しい風土」を培ってきた…

志津川夕景

今日の南三陸町志津川の夕景色

志津川城(朝日館)を「復興の城」に─南三陸町

「志津川村という村名の由来は、古館朝日城の下に清水が涌き出るところがあるということにちなんでつけられたと伝えられている)」(安永三年(1774)「志津川村御用風書出」私訳) 暖かなクリスマスイブ 南三陸町志津川下保呂毛(ホロッケ)の志津川城から観る月と…

「物語りのかたち─現在に映し出す、あったること」展─せんだいメディアテーク(おすすめ)

「「物語りのかたち − 現在(いま)に映し出す、あったること」とは せんだいメディアテークが、「みやぎ民話の会」と協働で行ってきた東北の民話の記録活動をもとにした展覧会。美術や漫画の作家が、現在の私たちにとって、民話とはなにかを捉え直し、かたち…

南三陸─羅漢も復興を待っている

津波にさらわれ、レスキューされた羅漢さんたちは、復興成就を待ち望んでいます。 3.11の前、羅漢さんたちは、江戸時代以来の鬱蒼たる杉並木の根元に整然とおりました。 大雄寺(宮城県南三陸町志津川)- 日本すきま漫遊記 こぎれいになった黒崎。 工事がほ…

雨中の朝日

雨中の朝日が神々しい。 向かいには二重の虹!

哀悼 水木しげるさん─戦争と妖怪

水木しげるさんの偉業とお人柄を偲び、心より哀悼の意を表します。合掌 総員玉砕せよ! (講談社文庫) 総員玉砕せよ!―戦記ドキュメント (SHUEISHA HOME REMIX)作者: 水木しげる出版社/メーカー: ホーム社発売日: 2007/08/06メディア: ムック クリック: 4回この…

晩秋の岩切城跡

思い立って、岩切城(仙台市宮城野区他 国史跡)に出かける。 紅葉は終わったようだ..と..落ち葉の中の紅いもみじが話しかける。 帰り、ふいに夕日があたって 最期の輝き 感謝。。 太陽と雲と気流のコラボが凄い。 天気が変わってきた.. 冬将軍が近くまできて…

2015宮城県遺跡調査成果発表会(おすすめ)

平成27年 宮城県遺跡調査成果発表会(宮城県考古学会)12月12日 10AM~16:15 (会場 東北歴史博物館) 震災復興関連調査など、今年、宮城県で発掘された遺跡の最新成果の発表。縄文草創期の野川遺跡など初発表の遺跡調査多数。 歴史好きの方、奮ってご参加くださ…

古代三陸の昆布1300年記念シンポ(おすすめ)+

「第4回閉伊地方の蝦夷 「古代三陸の昆布 1,300年記念シンポジウム」 日時 平成27年12月5日(土) 13:00~17:00 会場 宮古市民文化会館 中ホール 入場無料 内容 奈良時代の歴史書「続日本紀」に書かれた昆布記事(715年)から今年で1300…

晴天霹靂集

パリの皆様に、心からのお悔やみを申し上げます。 暴力により亡くなった全ての人を悼みます。 そして、「正義」や「平和」の名を借りた、憎しみの連鎖は人類破滅への道だと思う。 天晴れて 憎しみ連鎖 地獄道 ・注目記事(151115-1120)「テロとの戦い」の先に…

来年も三陸復興カレンダー+せんだい古今東西線・講演会「陸奥国分寺と貞観震災」

三陸復興カレンダー2016が届きました。震災5年目も共に歩みます。 「みなさまには、東日本大震災からの復興に向けてあたたかなご支援をいただき心から感謝申し上げます。今年もまた、復興支援につなげることを目的に、「鎮魂と祈りの民俗芸能」をテーマとし…

多賀城南辺築地・櫓跡現地説明会─88次調査

主催:多賀城跡調査研究所 目的:Ⅱ期以降の外郭南辺の残存情況、構造、変遷の解明。 寒い日でしたが、「礎石立ちの櫓を初めて発見」の報に、たくさんの古代史・考古ファンが参加しました(後方が多賀城の丘陵)。 (グーグル・アースより) 「築地塀を長さ15mにわ…

入の沢遺跡「保存」へ・「火山灰から社会をよむ」・「葛西氏の興亡」展を観る─文化の日に

(絶景。岩手県立博物館から岩手山を望む) 朝から栗原市長の国県への入の沢遺跡保存要請のニュースに喜ぶ。文化の日にちなみ注目の岩手県博「火山灰から社会をよむ」展関連文化講演会、一関市博物館「葛西氏の興亡」展をめぐる。「(佐藤市長は)国道4号築館バ…

東北の民俗芸能・上沼加茂流法印神楽ほか─57回北海道・東北ブロック大会

宮城県教育委員会主催 第57回民俗芸能大会(北海道・東北ブロック)(仙台市民会館) 上沼加茂流法印神楽 塵取(登米市中田町) 魔戯等(まぎら) 天安男命が魔戯等を追い払う。 (手印) (四股を踏む) 修験の所作が鮮明で、気迫がこもっている。ぜひ現地で観たい。“「…

白鳥に出会う時

沼にて 出会う。 数日前。 なにげに出逢う時、カメラを持っていてよかったと思うときがある。 ◎注目記事「障害者のアート事業に取り組む宮城県山元町のNPO法人「ポラリス」が、地元の合戦原遺跡をモチーフにしたクリアファイルを商品化した。横穴墓群から…

羽黒下遺跡現地説明会─牡鹿半島7000年前の世界

防災集団移転促進事業(石巻市小渕浜地区)に伴う石巻市給分浜羽黒下遺跡(標高28m)の発掘調査成果を公開する現地説明会(石巻市教育委員会) (イノシシ鼻状の土器の突起) 縄文時代前期初めころ(7000年前!)の竪穴状遺構14基発見。 紺色の円が竪穴状遺構(遺構配置…

江ノ浜貝塚現地説明会─官営製塩施設の発見(東松島市・宮戸島)

東松島市宮戸島の防潮堤予定地にかかる「江ノ浜貝塚」発掘調査で9世紀半ばから後半の製塩炉跡(4ヶ所)を発見。豊富な出土品等から平安時代松島湾製塩の中核であり、国府多賀城の官営製塩施設と考えられるとのこと。現地説明会は、奥松島縄文村歴史資料館長の…

『日本史学』(保立道久)30冊+中世史学(本郷和人)12人+

日本史学 (ブックガイドシリーズ基本の30冊) 待望の保立道久氏の『日本史学 ブックガイドシリーズ基本の30冊』が届く。 ちなみに保立道久氏といえば、中世の愛と従属―絵巻の中の肉体 (イメージ・リーディング叢書)作者: 保立道久出版社/メーカー: 平凡社発売…

行雲・ささ結・みるくゆがふ

デザインがいい。食べてみたい。 ◎おすすめ曲 弥勒世果報(みるくゆがふ) 弥勒世果報~Undercooled~ うないぐみ+坂本龍一:弥勒世果報(みるくゆがふ) - undercooled CDシングル 絵は、沖縄出身のアーティストCocco Coccoという歌手の、不思議な魅力 - NAVER…

仙台うみの杜水族館のみどころ─海の「命」との対話

7月にオープンした仙台うみの森水族館(仙台市宮城野区中野4-6)の私的みどころを紹介します。 堪能時間は約二時間です。 三陸の海を再現した大水槽「いのちきらめく うみ」は、やはり、壮観! 皆、足早に通る入口(一工夫ほしいところ) マボヤのもりではコバン…

おすすめ企画展示─噴火と震災・復興を考古学する

火山灰から社会をよむ─10世紀の火山噴火と北東北 10世紀の十和田火山と白頭山(中国・北朝鮮国境)の大噴火にみまわれたき北東北を考古学する(岩手県立博物館)。 ありそうでなかった、震災以後の研究を取り込んだとてもいい企画、多くの人に観てほしい。 「10…

お地蔵さま

桃生の寺にて 「永円塔」から彼方を観る。 ・注目記事

南三陸町にて

防災対策庁舎にて合掌 (Google+) 周囲は分厚い盛り土に囲まれておりました。 黒崎は江戸時代から眺望の良いことで知られておりました。 いいですね このポスター

光の雲の池

光の雲 雲の池

彼岸花─羽黒山

大崎市古川羽黒山にて 前九年の役の要衝とは驚きました。 我が家の彼岸花

栗原市入の沢遺跡シンポジウム─古代倭国北縁の軋轢と交流

「栗原市入の沢遺跡で何が起きたか─古代倭国北縁の軋轢と交流」シンポジウム 2015.9.21 入の沢遺跡発掘調査成果の確認から始まる。 初日、各地の研究者と栗原市民など450人もの参加。 二日目、各地の研究者と栗原市民など400人参加 延べ850人もの参加者で関…

葉山神社御社殿竣工奉祝祭─石巻市・雄勝法印神楽

祝 雄勝大浜 葉山神社御社殿竣工奉祝祭 震災津波で全壊した御社殿の再建が成りました! (©Google) 雄勝法印神楽 初矢 初矢の舞につれて、神々しい空になりました。 そして、青空に 鬼門 アマテラスオオミカミ(岩戸開) 大浜の海 産屋 鎮魂 能舞 (能舞 河村博重…

直前のご案内「古代倭国北縁の軋轢と交流ー栗原市入の沢遺跡で何が起きたかー」

(©Google) 公開シンポジウム「古代倭国北縁の軋轢と交流 ー栗原市入の沢遺跡で何が起きたかー」、いよいよ 9月21日、22日、栗原文化会館にて開催! ふるってご参加ください。 私的表現としては、「北から見えた4世紀」 (入の沢遺跡 2006年 ©Google)「 シン…

関東・東北豪雨─災害列島に暮らすには

このたびの大雨の被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。 朝、薄日さす! <宮城豪雨>仙台市長 水防計画見直し方針 | 河北新報オンラインニュース 災害列島日本 自衛隊などの命がけの救助活動に感謝。 東日本大震災発生から四年半、原発事故は今…