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山下館跡・新中永窪遺跡現地説明会─山元町の歴史発見と復興

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宮城県山元町の山下館跡(標高約40m)の空堀(深さ3m)から造成中の震災復興新市街地を望む。
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海に最も近い山城
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(google)
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(『東日本大震災津波詳細地図 上巻』より 「麻生原」の文字の上部○の町役場の道路を挟んで東側か館跡・赤色は浸水範囲 )
中世の山城跡は新市街地への道となる


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常磐線予定地の新中永窪遺跡では、8~9世紀初めの一大製鉄遺跡発見

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津波の到達したあたりから登っていくと、奈良時代の工人たちのムラの跡が見えてきました。

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とても保存のよい状態で見つかった横口式木炭窯

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須恵器を焼いた窯  南方では常磐線の工事が始まっています。

山元・新中永窪遺跡 古代の製鉄拠点か 炉や窯集積、集落跡発掘 | 河北新報オンラインニュース
「新中永窪遺跡は,奈良時代平安時代初期(8世紀~9世紀初頭)の集落遺跡・生産遺跡で,竪穴住居跡7軒,製鉄炉跡1基,須恵器や木炭を焼いた窯跡9基などが見つかりました。窯や製鉄炉は密集し,重複して造られていることから,須恵器や鉄などの生産活動が盛んに行われた遺跡であることがわかりました。また,「竪型炉」と呼ばれる製鉄炉や,「横口付木炭窯」と呼ばれる木炭窯は,県内でも調査例の少ない構造のもので,良好な状態で発見されました。
また,これらの生産に携わった人々の住居や工房が隣接して見つかっており,古代の生産遺跡の様子を知る上でも大変貴重な発見となりました。」(宮城県教育委員会文化財保護課HPより)
新中永窪遺跡現地説明会

●東北南部太平洋岸の製鉄遺跡の集中の背景に律令政権の対蝦夷戦略があるのではないでしょうか。
東日本大震災から生まれた本の勧め - JIEN記


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◎全国各地から復興関連調査派遣の皆様 まことにおつかれさまです
岡山県古代吉備文化財センター 東北の大地からの便り

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(google)
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(『東日本大震災津波詳細地図 上巻』より 青色マークが遺跡)
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工人たちの竪穴住居跡 左上方の茶色い建物が中浜小学校

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新中永窪遺跡の近くには「震災遺構」の中浜小学校があり、隣地の墓地跡には巨大な五輪塔の慰霊塔と慰霊碑が建っていました。
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                  合掌
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「日本石塔展覧会事業協同組合は「鎮魂・東日本大震災日石展」を昨年開催しました。その入賞作品を被災地に贈り、追悼の場を提供したいと願われていました。縁あって、津波で壊滅した徳本寺の中浜墓地跡に、その内の一基が建てられることになりました。それが叡尊ゆかりのものだったのです。
奈良県西大寺五輪塔では日本一高いといわれる「叡尊塔」があります。今から700年以上前の1290年、叡尊が90歳で亡くなった年に、その足跡を慕って建てられた供養塔です。この度、中浜墓地跡に建てられた石塔は、その叡尊塔を等身大のモデルとして、茨城の石工さんが制作した古代五輪塔です。高さは3.8メートルもあります。叡尊が今生きていたら、大いなる慈悲心を持って、震災復興に尽くしたことでしょう。五輪塔叡尊再来を思わせる存在感があります。きっと震災で亡くなったすべての方の霊は慰められることでしょうし、被災地復興の文字通り礎になると信じます。」徳本寺様HPより
叡尊五輪塔から
法話 〜3分間心のティータイム〜 - 【第906話】 「千年塔」 2013(平成25)年2月21日-28日 【曹洞宗 光明山 徳本寺】


記録保存される古代・中世の山元町の貴重な遺跡。その調査記録が、復興のまちづくりに大いに活用されることを希望します。

津波湾・中浜小・ジオパーク─地球との共生へ - JIEN記

◎追記
相次ぐ遺跡発掘で宮城県考古学会が中世部会を10年ぶり再開 | 河北新報オンラインニュース