侵略され虐殺されるウクライナ国民に支援を

f:id:tentijin8:20220323145402j:plain:w280
南三陸町の石塔(南北朝時代 臨済宗か) ウクライナ支援色 作成:田中則和

 南三陸町の石塔(供養塔(板碑) 南北朝時代)には「若人欲了知 三世一切仏 応観法界性 一切唯心造」(華厳経)と刻んでおります。
この世界の出来事は全て心が造り出したものであるという意味かと考えています。
プーチン大統領の心が悪魔にとりつかれて、大虐殺を繰り返していることを世界の人々が連帯してなんとかストップして、ウクライナ・ロシア両国民を救いたいと念じております。

情報(随時更新)2022.4.7

STOP PUTIN

news.yahoo.co.jp


news.yahoo.co.jp
news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp
news.yahoo.co.jp
mainichi.jp
news.yahoo.co.jp
www3.nhk.or.jp


ゼレンスキー大統領国会演説

f:id:tentijin8:20220323180815j:plain
ゼレンスキー大統領演説 2022.3.23


23日午後6時からウクライナのゼレンスキー大統領は日本の国会でオンライン形式で演説(約12分)・奥様のオレナ夫人が目の不自由な子供のためのオーディオブックのプロジェクトに参加し、日本の昔話をウクライナ語紹介したエピソードも紹介し、日本との親近性をアピールしてさらなるウクライナへの支援を呼びかけた。
「(前略)ウクライナの惨状を訴えたうえで「日本はアジアで初めてロシアに圧力をかけた」と述べ、ロシアに対する制裁の継続を求めました。」 
 「この中でゼレンスキー大統領は「日本とウクライナはお互いの自由を感じる気持ちに違いはありません。日本がすぐに援助の手を差し伸べてくれたことに感謝申し上げます」と述べてこれまでの日本政府の対応に謝意を示しました。
 そのうえでロシアがウクライナ原発を攻撃したことについて「ロシアは核物質の処理場を戦場に変えました。戦争のあとにこの処理にどれほどの時間がかかるか想像してみてください」と述べたほか「ウクライナではすでに数千人が犠牲になり、そのうち121人は子どもでした」として、ウクライナの惨状に思いをはせてほしいと訴えました。
 そのうえで「日本はアジアで初めてロシアに圧力をかけました」と述べ、日本の対応を評価したうえで、ロシアに対する制裁の継続を求めました。」
(下記NHKHPより)
www3.nhk.or.jp
全文(下記HPより)
「ゼレンスキー氏:細田衆議院議長山東参議院議長、岸田総理大臣、日本の国会議員のみなさま、日本の国民のみなさま。本日は私がウクライナ大統領として、史上初めて(国会で演説する)外国の国家元首として、直接みなさまに対してお話できることを光栄に思います。
 両国の間には8,190kmの距離がございます。経路によっては飛行機で15時間はかかります。ただし、お互いの自由度を感じる気持ちの差はないです。また、生きる意欲の差もないです。これは2022年2月24日に実感しました。日本はすぐに援助の手を差し伸べてくださいました。心から感謝しております。
 ロシアがウクライナの平和を破壊し始めた時に、世の中の「本当」の様子を見ることができました。本当の反戦運動、本当の自由・平和への望み、本当の地球上の安全への望み。
 日本はこのようなアジアのリーダーになりました。みなさまがこの苦しい大変な戦争の停止のために、努力し始めました。日本はウクライナの平和の復活のために 動き始めました。それはウクライナだけではなく、ヨーロッパ、世界にとって重要です。この戦争が終わらない限り、平和がない限り、安全に出かけられる人はいないでしょう。
 チェルノブイリ原発の事故はみなさまもご存じかと思います。1986年に、大きな事故がありました。放射能の放出があり、世界各国・各地域で登録(確認)されました。その周りの30kmゾーンは未だに危険なものであり、その森の中では、事故収束当時から多くの瓦礫、機械、資材などが土の中に埋められました。
 2月24日、その土の上をロシア軍の装甲車両が通りました。そして放射性物質のダストを空気中に上げました。チェルノブイリ原発が支配されました。
事故があったこの原発を想像してみてください。破壊された原子炉の上にあるconfinement、つまり現役の核物質の処理場を、ロシアが戦場に変えました。また30kmの閉鎖された区域を、ウクライナに向けた新しい攻撃の準備のために使っています。ウクライナへの戦争が終わってから、どれだけ大きな環境被害があったかを調査するのに、何年もかかるでしょう。(どれだけの)核物質が空気中に舞い上がったかということです。
 みなさん、ウクライナには現役の原子力発電所が4ヶ所、重厚な原子炉があり、すべて非常に危険な状況にあります。すでにザポリージャ原発というヨーロッパ最大の原発が攻撃を受けています。また工業施設などが被害を受けまして、環境に対するリスクになっています。
 石油パイプライン、および炭鉱もそうです。先日スムイにある化学工場において、アンモニアの漏れが発生しました。また今ロシアが、シリアと同じようにサリン などの化学兵器を使った攻撃も準備しているという報告を受けています。また核兵器を使用した場合の世界の反応がどうなるかが、今世界中の話題になっています。
 将来への自信や確信は、今、誰にもどこにもないはずです。ウクライナ郊外に 28日間に渡ってすぐにこの大規模な戦争、また攻撃に対して国を守っています。(世界)最大の国がこの戦争を起こしたんですが、影響や能力の面では大きくなく、道徳の面では最小の国です。
 1,000発以上のミサイルが空爆で落とされ、数十の町が破壊され、全焼しています。多くの町では、家族や隣の人が殺されても、彼らをちゃんと葬ることさえできません。埋葬は家の庭の中や道路沿いにせざるを得ません。(埋葬が)可能なところでやっています。
 数千人が殺され、そのうち121人は子どもです。9,000人以上のウクライナ人が住み慣れた家を出て、身を守るために避難しています。ウクライナ北方領土、東方領土、南方領土の人口が減り、人が避難しています。またロシアは海も封鎖して、通常の交易路も封鎖しています。海運を障害することによって、他の国にも脅威を与えるためです。
 みなさま、ウクライナおよび反戦連立だけが、世界の安全保障をなすことができます。すべての民族、国民にとって、また社会の多様化を守り、それぞれの国境安全を守り、また子どもや孫の将来を守るための努力が必要です。
 ご覧のように、国際機関が機能しませんでした。国連の安保理も機能しませんでした。改革が必要です。機能するために“誠実の注射”が必要です。話し合うだけじゃなくて、影響を与えるためです。ロシアによるウクライナ攻撃によって世界が不安定になっています。
 これからも多くの危機が待っています。世界市場における状況も不安であり、また資材の輸入などの障害が出ています。環境的および食料面の調整も前例のないものです。また、これからも戦争をやりたいという侵略者に対して、非常に強い注意をしなければならないです。
平和を壊してはいけないという強いメッセージが必要です。責任のある国家が一緒になって平和を守るために努力しなければならないです。
 日本国については、建設的・原理的なお立場を取っていただきましてありがとうございます。またウクライナに対する本当の具体的なご支援に感謝しています。アジアで初めてロシアに対する圧力をかけ始めたのが日本です。引き続きその継続をお願いします。また制裁の発動の継続をお願いします。
 ロシアが平和を望む(道を)、探すための努力をしましょう。またこのウクライナに対する侵略の"津波"を止めるために、ロシアとの貿易禁止を導入し、また各国企業がウクライナ市場から撤退しなければならないです。その闘志がロシア亡命の同志になりますので、ウクライナの復興も考えなければならないです。
 また、人口が減った地域の復興を考えなければならないです。避難した人たちがそれぞれのふるさとに戻れるようにしなければならないです。日本のみなさんもきっとそういう住み慣れたふるさとに戻りたい気持ちがおわかりだと思います。
 また予防的に全世界が安全を保障するために、動けるためのツールが必要です。既存の国際機関がそのために機能できないので、新しい予防的なツールを作らなければならないです。本当に侵略を止められるようなツールです。日本のリーダーシップがそういったツールの開発のために大きな役割を果たせると思います。
 ウクライナのため、世界のため、世界が将来、明日に対して自信を持てるように、安定的で平和な明日が来るという確証ができるように。日本の国民のみなさま、一緒になって努力して(ください)。想像以上のことができます。
 日本の発展の歴史は著しいです。調和を作り、その調和を維持する能力がすばらしいです。また環境を守って、文化を守るというのがすばらしいことです。ウクライナ人は日本の文化が大好きです。それはただの言葉ではなくて、本当にそうです。
 2019年、私が大統領になってまもなく、私の妻オレナが、目がよく見えない子どものためのプロジェクトに参加しました。それは、オーディオブックのプロジェクトでした。日本の昔話をウクライナ語でオーディオブックにしました。それは1つだけの例ですけれども、日本の文化はウクライナ人にとって本当に興味深いです。距離があっても価値観がとても共通しています。というのは、もう距離がないということになります。心は同じように温かいです。
 今日の努力を、またロシアに対するさらなる圧力をかけることで平和を(取り)戻すことができます。また、ウクライナの復興を行い、また国際機関の対策を行うことができるようになります。その将来の反戦連立が出来上がった際に、日本が今と同じようにウクライナと一緒にいらっしゃることを期待しています。
 ありがとうございます。ウクライナに栄光あれ、日本に栄光あれ。
Occurred on 2022-03-23, Published at 2022-03-23 19:39」
logmi.jp


news.yahoo.co.jp

世界中からこれだけの声が上がっても侵略、虐殺を阻止できない。国連改革が急がれる。
news.yahoo.co.jp
news.tv-asahi.co.jp

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6422245news.yahoo.co.jp
article.yahoo.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/f395f2d3c953b523953bc2de269df2da6e01da91news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f9af68e5eec4cc8a4769b713a8bb87154935d61news.yahoo.co.jp

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2768225aac063b74abdbe675ec2d94d6b031260news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/09222baa8716a6bb0402721b75852b9a023a5ef2news.yahoo.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec2655395f041d9e03251a1c7c57611024277dc0news.yahoo.co.jp
www.bbc.com

f:id:tentijin8:20220323194636j:plain
BBC 2022.3.23

www.bbc.com
news.yahoo.co.jp


窓口  「生き地獄」のウクライナに支援を
私もわずかですが2団体に募金しました。下記の窓口を参照してください。
gooddo.jp

www.unicef.or.jp

www.jawfp2.org
peace-winds.org
twitter.com
corp.rakuten.co.jp

www.huffingtonpost.jp

www.asahi.com


読みたい本

ウクライナを知るための65章』重版に寄せて
(前略)ウクライナ政治の大きな変化と言えば、2019年3、4月の大統領選挙で、新人のゼレンスキーが現職のポロシェンコに対し地滑り的勝利を収め、第6代ウクライナ大統領に就任したことだろう。
 晩年のポロシェンコ大統領は、親欧米・反ロシアの姿勢を鮮明にしていた。その結果、2019年にはウクライナ正教会ロシア正教会からの独立を果たし、また憲法にはウクライナ欧州連合EU)および北大西洋条約機構NATO)加盟路線が明記されるという進展があった。しかし、国民が身近な経済・社会問題の解決を望む中で、民心はポロシェンコから離れ、それが敗因となった。
 対するゼレンスキーは、元々は人気コメディアンであり、政治家や富豪、汚職を風刺するネタで注目を集めた。特に、テレビドラマでひょんなことから大統領に選出される教師を演じたのが当たり役となり、国民の中からゼレンスキー待望論が自然に湧き上がった。2018年の大晦日にゼレンスキーが実際に大統領選出馬を表明すると、人気は鰻登りとなり、結局、国のトップにまで駆け上がることになったのである。
 ただ、ウクライナが内外で抱える難問は、そう簡単に解決できるものではない。当初、ロシアとの交渉に柔軟姿勢で臨むかとも思われていたゼレンスキー政権は、次第に前任者のような親欧米・反ロシアの路線に傾き、欧米の後ろ盾を得てクリミアを奪還するといった姿勢を見せるようになった。むろんウクライナ側に非のあることではないが、ロシアのプーチン政権がゼレンスキー政権を見る目が厳しくなったことは事実だろう。
 プーチン大統領は2021年7月、「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」と題する論文を発表した。ロシア人・ウクライナ人・ベラルーシ人は歴史的に一体の存在であり、ソ連による誤った民族政策によりウクライナという枠組みが人工的に作られたにすぎず、今日ウクライナは欧米の介入によりロシアへの敵対政策を強めているというのが、その主張であった。今振り返ればこの論文は、後のウクライナ侵攻を正当化するために用意されたものとしか思えない。
 ロシアは2021年秋に対ウクライナ国境に大規模な兵力を集結させ、12月にはロシア軍が近くウクライナに侵攻するとの米国情報機関による報告が報じられた。
2022年に入りロシアは2月21日、ウクライナ・ドンバス地方の自称ドネツク民共和国、ルガンスク人民共和国を国家承認する決定を行い、それぞれと条約を結んで、ロシアから「平和維持部隊」を送る(実際には以前から存在していたが)ことを取り決めた。この決定が重大だったのは、ロシア自身が執心していたはずのいわゆる「ミンスク合意」に終止符が打たれ、和平の拠り所が完全に失われたことであった。
 そして、プーチン大統領は2月24日、国民向けのテレビ演説で、ウクライナに対し「特別軍事作戦」を開始すると表明した。実際に、ロシア軍は同日からウクライナへの大規模な侵攻を開始している。プーチンがどのような表現を使おうと、ロシアの行動は主権国家に対する明白な軍事侵略に他ならない。プーチンはゼレンスキー政権の打倒と傀儡政権の樹立、ウクライナの軍事的無力化などを狙っていると見られる。
 ロシア軍は、首都キエフをはじめとするウクライナの広大なエリアの制圧を目指しているものの、ウクライナ軍の勇敢な抵抗や、ロシア自身の作戦のずさんさや士気の低さもあって、苦戦を強いられている。いずれにしても、事態は混沌としており、2022年3月上旬現在、ウクライナという国が元あった姿で存続できるかさえもが不確かな状況となっている。その一方で、ウクライナが現在の危機を乗り切ったあかつきには、EUが将来的にウクライナを加盟国として受け入れる可能性も出てきた。(後略)(編著者:服部倫卓)」(上記HPより)