ウクライナ侵略戦争─『世界』(臨時増刊)に寄せて

『世界』№257(臨時増刊 ウクライナ侵略戦争世界秩序の危機 :岩波書店)が届いた。
ウクライナ侵略戦争を理解するためのきちっとした解説書が乏しい中で重要な一書である(随時更新)。

世界 臨時増刊 ウクライナ侵略戦争 2022.4.14 岩波書店

4.18 ざっと読む。基調となる見解の一つは、ウクライナ侵略戦争に関する日本のマスコミ報道はアメリカなどのプロパガンダにくるまれているということに気づきなさいということ。それはその通りだろう。
本書は優れた問いと解説などからなる。ただし、ウクライナ国民が大量虐殺され、ロシア国民が侵略に駆り立てられ、死に続けている事態を一刻も早く止め、彼らが生き延びるためにどうしたらよいか。どのような支援が効果的か。また、国連改革の効果的なやり方はいかにすべきかという論を展開することが肝要というのが現在の私の考え。優れた人たちの論とは思うが本書はその点は希薄である。続編に期待する。
  されど、 恐るべき現実が批評を越えていく(随時更新)
news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp

news.yahoo.co.jp
ロシアは製鉄所地下に市民が避難しているというのはウクライナのウソと言っていた。
nordot.app
www3.nhk.or.jp

news.yahoo.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/e78cbeb938b5b802498a3dd661637a4b3ac8345anews.yahoo.co.jp
news.yahoo.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6424658news.yahoo.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/60be98a7907528eb1a7cbd2450522db6f963bc39news.yahoo.co.jp
news.yahoo.co.jp
jp.reuters.com
blog.tatsuru.com


「■刊行にあたって
 「なぜ」。
 2022年2月24日、衝撃とともに、世界はこの疑問詞で埋め尽くされた。なぜ、ロシア軍はウクライナ領に無軌道な攻撃を開始したのか。なぜ、極端な言説が暴力を正当化する光景が繰り返されるのか。なぜ、市民が住処を、生活を、家族や知人との繋がりを、壊されなければならないのか。そして、なぜ、またしても人が人を殺し、殺されねばならないのか。
 しかし、開戦から約50日。日々、塗り絵のようにウクライナの戦局を示す地図を見、ロシアの苦戦とウクライナの「健闘」を聞きながら、いつのまにか、わたしたちの心から「なぜ」が消えそうになっていないだろうか。
 いまこの本を手に取っているあなたやわたしのもとには、ミサイルの閃光も、戦車の轟音も、壊れた建物も転がる死体もおそらくは、ない。だからこそ、単純な善悪の対立軸の奥底にある構造と正対し、これまでの人類の思索の蓄積と照らし合わせ、この戦争の来し方と行く末を考えたい。「なぜ」という問いを突き詰めることで、人を簡単に死に追いやる権力の源泉に迫り、それに抗する道筋を探りたい。
 情報の洪水のなかで、本書があらゆる戦争に反対するための思考の足場になることを願う。
2022年4月『世界』編集部」(下記HPより)
www.iwanami.co.jp


キーウのボクダンさんから
news.yahoo.co.jp
mobile.twitter.com
note.com


執筆者に関連してwebから
本記事は本書を理解するため、また、補完するものとしてのメモのようなものである。
www.tokyo-np.co.jp
「誰が加害者で、誰が被害者か、白黒のつけやすさゆえに、世界は自ら考えるという労を要さない安易な勧善懲悪の悦に浸りすぎてはいないか。加害者ロシアは独裁国家プロパガンダ常習犯だからその言い分はすべて虚偽であり、被害者ウクライナとその支援国が言うことはすべて信じられるという安易な確信に甘んじ、安全な距離から感傷と独善に浸っていないか。これほど簡単に正しい側につける紛争はめずらしい。それをいいことに、メディアも政治も私たち市民も、考えることを放棄していないか。これが癖になって、次の戦争まで引きずりはしないかという不安も、強まるばかりだ。」(上記HPより)
kawasakiakira.net
正論と思う。ただし、本書自体には執筆者の名前は無く、この団体のHPを見ることができないのはどうしてだろうか。
n-relations.com
www.tokyoartbeat.com
www.gaiko-web.jp
http://www.gaiko-web.jp/test/wp-content/uploads/2022/03/Vol72_p68-75_the_former_Soviet_bloc.pdf
thetv.jp
toyokeizai.net
www.ide.go.jp
mainichi.jp
courrier.jp

www.chosyu-journal.jp
webronza.asahi.com
note.com


ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6425456news.yahoo.co.jp

www.cnn.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/de4d0957765254c4d44a951fafaf28b4f7246a0bnews.yahoo.co.jp
www.huffingtonpost.jp
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb456cc32b63e94974a43f79e98a16f3d1d80540news.yahoo.co.jp
www.nhk.or.jp
mainichi.jp
news.yahoo.co.jp
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6424018news.yahoo.co.jp

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ede6317d7866eca7722dde4b0c782cbbe545a0fnews.yahoo.co.jp
「アクーニン氏:
日本人の方々に言いたいと思うのは、皆さん、プーチンのロシアと本当のロシアは全く違うことだと覚えておいてください。本当のロシアは、ドストエフスキートルストイチェーホフの国です。プーチンの国ではありません。明日はプーチンがなくなります。“本当のロシア”は残りますよ。是非よろしくお願いします、本当のロシアを。」(上記HP 日本人に向けて日本語で語った言葉)


tentijin8.hatenablog.com
twitter.com


読みたい本
国家が道を誤る過程を一人の人間に視点をあてて探る。

「内容(「BOOK」データベースより)
中国スペシャリストとして、戦前の対中外交を率いた陸軍「支那通」。その代表的人物・佐々木到一は、孫文はじめ中国国民党の要人と深い親交を結び、第二次北伐に際しては国民革命軍にも従軍した。しかし、その後、支那事変(日中戦争)では南京攻略戦に参加して、いわゆる南京「虐殺」の当事者となり、戦後、激しい批判にさらされることになる。革命に共感を寄せ、日中提携を夢見た彼らが、結果としてなぜ泥沼の支那事変へと両国を導くことになったのか。われわれは、どこで道を誤ってしまったのか?「支那通」の思想と行動を通して、戦前の日中関係の深層に迫る。」(上記HPより)


+関連記事(主張を支持するわけではありません。史料として。)
news.yahoo.co.jp