牡鹿半島─萩浜・東浜の復興と祈りの塔

荻浜、東浜地区の様子を紹介いたします。
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月浦
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600年間、海を見つめる板碑

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月浦といえば遣欧使節支倉常長


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折浜
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香取伊豆御子神社参道 見事な石垣。
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香取伊豆御子神
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階段の子猫 気持ちよさそう(青色は海)
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神社からの眺め


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狐崎スケカリ浜 海の青さに胸うたれる。
斜面にはは縄文時代から古代の集落がありました。
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狐崎復興漁業部 カラフルがいい。
この一帯は津波が被害が比較的大きくなかったようです。
牡蠣王伝説 石巻牡鹿半島「狐崎」の現状牡蠣王伝説
狐崎浜・狐崎稲荷神社、午前9時: 被災地の神社・寺院の状況
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狐崎浜 今も信仰を集めるモリコの碑 見事なサンスクリット(古代インド文字)に牡鹿半島の文化力を感じる。
石巻ちょこっと話


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小積浜 何もなくなった小さな浜 荒れ果てた神社に参拝後、見渡すと江戸時代に生きた人々の奥津城でした。
悲しくなりました。合掌

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鹿立屋敷 震災後、浜の人々は、高台に住んでいます。


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小竹浜 
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神社下の擁壁など復興工事中。
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美しい日枝神社・弁財天参拝。
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享和二年(1802)「八大龍王供養」碑
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復興未だ成らず。

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南北朝室町時代の供養碑たちが浜を見守っております。


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桃浦
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見守り観音堂
ishinomaki.kahoku.co.jp

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浜の近くは八大龍王の塔などだけが立っていて寂しい光景です。
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五十鈴神社からの眺め 多くの方がカキ生産組合で働いているようです。
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やや小高いところでは室町時代の立派な供養碑が花に包まれておりました。


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(青面金剛・見ざる・言わざる・聞かざるの3匹の猿)
大震災津波を乗り越えてきた浜の人々の歩み。 合掌
萩浜・東浜の「祈りの塔」については、地元の皆様のご案内でやっとたどり着けました。心から御礼申し上げます。
牡鹿半島復興支援通信 アーカイブ | ArchiAid
tentijin8.hatenablog.com

tentijin8.hatenablog.com


・見に行きたかった展示
recorder311.smt.jp


◎おすすめ
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日本人は大災害をどう乗り越えたのか 遺跡に刻まれた復興の歴史 (朝日選書)
tateito-yokoito.com

●注目記事
www.huffingtonpost.jp
www.msn.com
dot.asahi.com
www.asahi.com
www.huffingtonpost.jp
blogos.com
headlines.yahoo.co.jp
2017 125J 国会が死にかけている | 世界平和アピール七人委員会
saigaijyouhou.com

日本の「自由と民主」が脅かされる事態に愕然としております。
彼らが最初共産主義者を攻撃したとき - Wikipedia



◎予告
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170615-00000101-mai-soci

哀悼 千葉雄市先生

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 躍り奉る                  (寺崎法印神楽2008 藤田象観撮影)


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民俗芸能をこよなく愛した研究者
千葉雄市先生(96歳)のご冥福を心からお祈りいたします。


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               (雄勝法印神楽2008 藤田象観撮影)

千葉雄市先生の思い出
d.hatena.ne.jp
東日本大震災 四年目の語り

哀悼 鈴木啓先生

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                        (仙台市荒浜2012)
鈴木啓先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。
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ふくしまの城 (歴春ふくしま文庫)

南奥(ふくしま)の古代通史

南奥(ふくしま)の古代通史

これでいいじゃないか─憲法記念日

憲法のもと70年の平和「これでいいじゃないか」
「戦後の日本の国家戦略は「対米従属を通じての対米自立」というものでした。敗戦国にはそれ以外に選択肢がなかったのです。アメリカへの徹底的な従属を通じて、同盟国として信頼を獲得し、段階的に国土を回復し、国家主権を回復してゆくという戦略は72年の沖縄施政権返還まではたしかに一定の成果をあげていました。けれども、それ以後、対米従属がアメリカから自立するための一時的、迂回的な手段であることを日本人は忘れてしまった。とりわけ高度成長期の経済的成功は日本人の自己評価を肥大させました。日本人は自分たちは「ふつうの主権国家」だと思い上がって、「対米自立=主権回復」という国家目標を忘れてしまったのです。今の日本は「対米従属を通じての対米従属」という不条理なループの中にはまり込んでいます。」
─東北の「生きる道」は、どこにありますか。
東北の人々は、東日本大震災原発事故で政府の無策とシステムの脆弱さを思い知ったはずです。国をあてにせず、自力で生き延びる方法を模索しているだろうと思います。
僕が最近注目しているのは、若者たちの地方移住傾向です。東北にはまだ山河という豊かな国民資源があります。帰農する若者たちと豊かな山河の出会いのうちに、経済成長至上主義者たちが考えている「地方創生」とは別の地方の未来が開けるのではないかと僕は思っています。」
(下記内田樹氏の記事より)
朝日新聞のロングインタビュー (内田樹の研究室)

「陛下に拝謁(はいえつ)して、憲法草案(先方から示されたもの)を御目(おめ)にかけた。すると陛下は『これでいいじゃないか』と仰せられた。自分はこの御一言で、安心して、これで行くことに腹をきめた」(下記記事より)
www.huffingtonpost.jp
www.asahi.com
www.j-cast.com
www.fnn-news.com
憲法改正に関するビデオメッセージの発言全文:毎日新聞
さまざまな意見がある。
blogos.com

www.47news.jp

www.youtube.com
<「許しあう人・国家」が大事。そうででないから戦争が起きる>(日野原重明 104歳)


●注目記事
digital.asahi.com
kyouikushigakkai.jp
放射能汚染 マグロ塚 毎日新聞

震災遺構・荒浜小学校を見に行こう─仙台市若林区

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東日本大震災津波で被災した仙台市若林区の荒浜小学校が震災遺構として保存され、津波の脅威や教訓を展示する施設として4月30日日より公開されている。
見学者も多く、震災遺構の活用として被災のようす、地震津波のメカニズム、防災に及ぶ展示公開施設が地元民の協力のもとに実現したことを喜ぶ。
多くの方にぜひ、見学をお勧めしたい。
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(Googleアース2011.4.6)
「荒浜小学校校舎の遺構保存整備が完成しました
仙台市では、仙台市震災復興計画に掲げる「震災の記憶を後世に伝える」震災メモリアルプロジェクトの一環として、津波の脅威を後世に伝えることを目的に、旧荒浜小学校の震災遺構保存を進め平成29年3月に整備が完成しました。遺構保存にあたっては、被災した校舎のありのままの姿をご覧いただくために、極力手を加えない保存・活用を基本として整備しました。」(仙台市HPより)
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外観の各所に説明がある。
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敷地内には津波で流され回収した二宮金次郎像も展示されている。
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何よりも小学校の被災状況が凄惨な当時の状況を訴える。
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パノラマにするとこのようである。
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階段を登ると押し寄せた津波の写真。
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二階に上がると 津波の押し寄せた痕跡がある。
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大型カラーパネルがその様子を伝える。
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こどもたちの「ハッピーあらはま」にほっとする。親子連れが熱心に見ていた。
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階上からは現在の荒浜の様子が分かる。
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震災前の暮らしを上映している。
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三階には防災の展示室もある。

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震災前の暮らしが詳細な模型で復元され、多くの市民が感じ入っていた。
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沢山の人々の生活があった(黄色い点が荒浜小学校)。
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「失われた街」模型復元プロジェクト
東日本大震災とそれに伴う大津波により、東北・関東地方の太平洋側沿岸部で、多くの街や集落が一瞬にして失われてしまいました。
私たち建築・都市デザインに携わる者としても、あらためて自然の脅威と私たち人間の非力さを思い知らされた次第です。
それでもなお、私たちは将来を担っていく未来の世代へ向けて、建築を信じ、都市と自然の新たな関係を築いていかなければならないと感じました。そのためには私たち自身も、今回の津波で失われたものを認識し、把握しなければなりません。失われた街が湛えていた豊かな日常を想い、街への追悼を行わなければならないと感じました。このプロセスを通して、私たちも、被災地の皆様も、街の再生へ向けて第一歩を踏み出せるのではないかと思いました。
 このプロジェクトは、失われた街や村を1/500の縮尺の模型で復元し、地域に育まれてきた街並みや環境、人々の暮らしの中で紡がれてきた記憶を保存・継承していくことを目指しています。復元模型の制作は建築学生によるボランティアを中心として、地域の皆様、その他街の再生を願うすべての皆さんの協力を仰ぎながら進めていきたいと思います。
企画・構想:槻橋修+神戸大学槻橋研究室
協力:東日本大震災における建築家による復興支援〈アーキエイド〉」(下記HPより)
losthomes.jp
とてもいいプロジェクトです。


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こちらは、被災の様子と止まった時計と被災映像上映の部屋です。とてもインパクトがあります。
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「3.11 荒浜の記憶」の部屋では、津波から避難状況の生々しい映像と証言が上映されている。
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         津波が押し寄せた時間で止まった体育館の時計
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展示は迫力がある。震災遺構の説明も全体に赤主体でややきつすぎる感もある。
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屋上にも上がることができて復興の現状と当時の様子に思いをはせる。
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管理事務所(左)があり、地元の方の協力で運営されています。

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              (仙台市パンフレット・表)
概要(仙台市HPによる 担当:まちづくり政策局防災環境都市推進室)
2011年3月11日に発生した東日本大震災において、児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せた荒浜小学校。
被災した校舎のありのままの姿と被災直後の写真展示等により、来館者に津波の威力や脅威を実感していただき、防災・減災の意識を高める場とすることを目的に、本校舎を震災遺構として公開しました。
[開館時間] 10時00分から16時00分まで ※入館無料
[休館日] 月曜日および第2・第4木曜日(祝日の場合はその翌日)/祝休日の翌日(土・日曜日、祝日を除く)/年末年始/臨時休館日
[施設概要]<校舎外周/1階2階> 
校舎の被害状況や被災直後の様子を伝える写真などから、荒浜小学校を襲った津波の脅威を知ることができます。<4階> 
荒浜小学校における、地震発生から避難、津波の襲来、そして救助されるまでの経過を写真や映像(※)で振り返るとともに、災害の備えについて学ぶことができます。また、荒浜地区の歴史や文化、荒浜小学校の思い出などもご紹介しています。  
  ※展示室「3.11荒浜の記憶」において約17分間の映像を上映<屋上>
荒浜地区全体を見渡しながら、被災前後の風景を比較することができます。海や貞山堀(貞山運河)との位置関係や、かさ上げ道路などの工事が進む状況も見ることができます。
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                         (仙台市パンフレット・裏)
グーグルマップ 震災遺構 荒浜小学校
 
問い合わせ
館内見学は自由見学が基本ですが、案内が必要な方は事前に下記にご相談ください。
平成29年5月31日(水曜日)まで 仙台市まちづくり政策局防災環境都市推進室
電話 022-214-1117(受付 平日10時00分から17時00分まで)
平成29年6月1日(木曜日)から 震災遺構仙台市立荒浜小学校 管理事務所
電話 022-355-8517(受付 休館日除く10時00分から16時00分まで)
※館内案内のため不在となる時間帯がありますので、予めご了承ください。」(下記仙台市HPより)
公式HP
震災遺構 仙台市立荒浜小学校|仙台市
整備の経過
「【工事概要】耐震壁増設、エレベーター新設、管理人室・トイレ新設」
詳細は下記仙台市HPをご覧ください。
仙台市の遺構保存(検討経過・アンケート調査結果など)|仙台市

参考リンク
www.fnn-news.com
www.newskfm.com
recorder311.smt.jp
仙台市を襲った大津波の証言


recorder311.smt.jp

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            世界中から見学者
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                 合掌

d.hatena.ne.jp
※掲載にあたっては隣接している管理事務所の許可を得ております。
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                   (教室の黒板)

「荒浜」の検索結果 - JIEN記
提言「東北太平洋岸震災遺構メモリアル回廊」の実現を望む
今後、被災地各地にこのような震災遺構を保存整備し、展示機能を持った施設ができて、地元住民が主体となって運営し
さらにこれらをネットワークで結んだ機構、例えば「北太平洋岸震災遺構メモリアル回廊」のようなものができることを、念願する。
なぜなら子々孫々まで東日本大震災など災害の歴史と教訓を伝え、防災の訓練をしていくことが次に備える準備として重要だと考えるからです。
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(「中越メモリアル回廊」 国連防災世界会議・仙台2015にて)
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c-marugoto.jp
震災遺構の対象となる施設について:宮城県

tentijin8.hatenablog.com
tentijin8.hatenablog.com

tentijin8.hatenablog.com


・展覧会
今後の開催予定 : 展覧会 | 香雪美術館

祝ハマーレ歌津開店─南三陸町

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ハマーレ歌津開店おめでとうございます!

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真ん中に展示されている東日本大震災で発生した大津波セブンイレブン歌津店前から約2400キロ離れた沖縄・西表島に流れ着いた「奇跡の郵便ポスト」が目を引きます。
歌津ポスト展示について - 伊里前福幸商店街


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復興はまだまだですが、ここまで来ました。

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ハマーレ歌津のグーグルマップは古い住所になってますので新しい場所(南三陸町歌津字伊里前96-1)の情報は公式HPをご覧ください。
南三陸 ハマーレ歌津
hamare-utatsu.com



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本日はコーヒーの飲める洋服店でおいしいコーヒーセット。

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おみやげはバウムクーヘンでした。


m-now.net
togetter.com
#ハマーレ歌津オープンおめでとうメッセージ - Twitter Search

「学芸員を一掃」山本地方創生相失言反響集─ミュージアム・地域・観光・政治

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      (「滋賀県地方創生セミナー~実践事例から学ぶ新たな展開~の開催について」4.16チラシ)
「学芸員はがん。連中を一掃しないと」 山本地方創生相:朝日新聞デジタルwww.asahi.com
「一番のガンは文化学芸員と言われる人たちだ。観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」(山本幸三地方創生相発言)
山本地方創生大臣は博物館法で定められた博物館の学芸員を、地方「観光」を進めるのに支障があるので、一掃すべきという発言を行った(後、謝罪撤回)。
この前代未聞の発言は、博物館、学芸員関係者のみならず全国各地から多数の批判と「いい方は悪かったが...」など少数の賛意が寄せられた。主な流れを覚えとして拾ってみました。多様な考えはあるとして、一国の大臣が事実誤認の内容を乱暴な物言いをしたことは、国民に選ばれた政権の構成員としてまことに恥ずかしいことではないだろうか(2017.4.23追記)。
「山本氏は滋賀県が主催したセミナーの中で、「『地方創生』加速の戦略~全国の優良事例~」と題して講演した。毎日新聞によると、山本氏は「地方創生とは稼ぐこと」と定義し、各地の優良事例を紹介したという。
問題の発言は、講演後に長浜市藤井勇治市長が「インバウンド観光振興について助言を」と質問した際にあった。
朝日新聞デジタルによると山本氏は、外国の有名博物館が改装した際のことを引き合いに出し、「学芸員が抵抗したが全員クビにして大改装が実現した結果、大成功した」などとも述べたという。
また、毎日新聞によると山本氏は、京都市世界遺産・二条城で英語の案内表示が以前は無かったとした上で、「文化財のルールで火も水も使えない。花が生けられない、お茶もできない。そういうことが当然のように行われている」とも発言した。」(下記HPより)
www.huffingtonpost.jp
「 閉会後の報道陣の取材に対し、山本氏はインバウンドの興味を引くさまざまなアイデアについて「『文化財が大変なことになる』と全部、学芸員が反対する。観光立国として(日本が)生きていく時、そういう人たちのマインドを変えてもらわないと、うまくいかない」と説明」(下記記事より)
mainichi.jp
なお、発言の背景となるインバウンド観光振興について観光庁の施策は「インバウンドを見据えた着地型観光調査
我が国の訪日外国人旅行者数は、今後ますますの訪日外国人増加が予想される、一方、各地においては、ニューツーリズム関連の様々な観光資源を活用した着地型の滞在プログラムの造成、普及促進に取り組んでいるが、一部地域を除いて、インバウンド対応が出来ていない地域、また、インバウンドに取り組みたくてもどうしてよいのかわからない地域等も多く見られます。
そこで、着地型観光におけるインバウンド対応について、先進事例を調査しつつ、具体的にモデル地域におけるインバウンド対応の実証を通じた解決に向けての手引き書を作成いたしましたのでご参考にしてください。」などと記されています。(下記HPより)
www.mlit.go.jp

地方創生セミナーの以前の報告 文化財保護活用の専門家を招いたり充実した内容。
「地方創生セミナー」開催報告 | (一社)近江ツーリズムボード


前提①「地方創生」とは
www.weblio.jp
大臣の情報源はなんでしょう(4.21段階で大臣は英国人の友人に聞いたが、それを誤って話したとしています。)
matome.naver.jp

山本氏、大英博物館発言は誤り 学芸員解雇「記憶違い」、答弁も|政治|全国・世界のニュース|新潟日報モア

経過
togetter.com

d.hatena.ne.jp

安倍内閣 止まらぬ閣僚の失言 「1強」が緩みに:毎日新聞
学芸員について:文部科学省

観光と博物館(ミュージアム)との関わりには様々な見解があるのは確かで、例えば欧米に比べ博物館への観光客数が少ないので「ここでしかできない体験」をもっと工夫すべきとの見解がある。とはいえ、山本氏のような乱暴な言葉と見解は前代未聞です。
観光資源とミュージアム

もちろん、学芸員や博物館に関係する方たちは、続々と反論しております。
blogs.yahoo.co.jp
yangiblog.blog.fc2.com
創生相発言に怒る学芸員 文化財は未来への財産 : 京都新聞
www.naotoyamamoto.jp

学芸員は「文化財であること」を最後まで守り抜くべき – tomokihirano.com

大臣が指摘する大英博物館などの例は事実誤認であることが明らかになってきました。
www.huffingtonpost.jp
togetter.com
next49.hatenadiary.jp
naka3-3dsuki.hatenablog.com
naka3-3dsuki.hatenablog.com

二条城では、以前は英文の説明が不足していたがデービッド・アトキンソン二条城特別顧問監修により改善された由。
「パンフレットは、日本語版のほかにも中国語2種類、韓国語、フランス語とスペイン語版も無料配布している。デービッド・アトキンソン二条城特別顧問がパンフレットを監修し、大政奉還の舞台となった歴史に加え、城内の障壁画の説明と写真を充実させた解説が8ページに盛り込まれている。
 昨年10月、東京五輪に向けた文部科学省主催の「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」の会場に使われるのを前に、多言語対応を強化してきた。元離宮二条城事務所の北村信幸所長は「かつて不十分だったのは間違いないが、学芸員の力を借りて順次対応してきた」と話す。市によると、山本地方創生担当相は同フォーラムに合わせて二条城を訪れたという。」(下記記事)
http://eonet.jp/news/kansai/kyoto/224914.htmleonet.jp

https://this.kiji.is/227187989926381046this.kiji.is

zarutoro.livedoor.biz
元ネタ説のあるデービッド・アトキンソン小西美術工藝社長の話題の本(上記ブログ)
しかし、前述のようにアトキンソン氏は二条城特別顧問がパンフレットを監修、改良に尽力し、海外の例をひきながも日本独自の改善を提案しているわけです。

intergate.info

大臣発言への同意意見はいくつかあるものの、歴史文化遺産を傷つけては、「観光」自体が成り立たなくなりますし、分かりやすい説明への努力は二条城も含めて各地で続けられております。。
agora-web.jp
前提②「学芸員は、博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これと関連する事業を行う「博物館法」に定められた、博物館におかれる専門的職員です。」(文部科学省HPより)
www.kangaerujikan.com
学芸員は実際はどんな活動をしているのかというと
togetter.com

山本大臣の言う「観光マインド」とはなんでしょうか。
www.tanseiken.jp
togetter.com
地域の活性化・「地方創生」におけるミュージアムの役割については、関連企業も含めて研究検討が盛んに進められています。
messe.nikkei.co.jp
www.tourism.jp

news.yahoo.co.jp
観光は『行』じゃなくて『光』…観光とは光を観ること | 旅行は吉方位へ
山本氏の考えは、観光を、「稼ぎ」最優先で進める見方のようですが
経済成長最優先の政策では、人間は「幸せ」になるのは難しいと私は考えます。

mainichi.jp
少なくとも、発言の根拠が誤認であれば論外です。
各地の実態を各地に出かけて行ってきちっと調べるのが、政治の前提ではないでしょうか。

地方、例えば仙台における学芸員の仕事ぶりは、このようです。震災復興と地域再生に向けてがんばっています。
↓仙台・宮城ミュージアムアライアンス
「てくてく春のミュージアム散歩」など
f:id:tentijin8:20170418110606j:plain
www.smma.jp


東日本大震災とミュージアム・SMMA
とりわけ、震災文化財レスキューと復興支援に懸命に取り組んだ学芸員たちを忘れてはならないと思います。彼らは真の「地方創生」の一員だと思います。
tentijin8.hatenablog.com
学芸員は、東北では最も就職率の良いといわれる東北学院大学ではこのように育てられています。
tentijin8.hatenablog.com

博物館と地方再生: 市民・自治体・企業・地域との連携

博物館と地方再生: 市民・自治体・企業・地域との連携

下記本には「まちの記憶を記録し、ともに考える場で、市民と震災を乗り越える せんだいメディアテーク」との紹介があります。せんだいメディアテークは仙台・宮城ミュージアムアライアンスの中心的存在でもあります。
www.smma.jp

地域を変えるミュージアム――未来を育む場のデザイン

地域を変えるミュージアム――未来を育む場のデザイン

ミュージアムはユニバーサルと「地域再生」に対応して進化し続けています。
今回は「学芸員」の存在をアピールする機会になりましたが。
twitter.com


いづれにしても、一連の失言の背景には政策の根幹に関わる大きな問題もありそうです。
hotatelog.cocolog-nifty.com
続き 
石井啓一国土交通相の発言
this.kiji.is
「文化学芸員」という言葉は存在しないはず。
おごる〇〇は久しからず。自分を含めた国民の「選んだ責任」をひしひしと感じるこのごろです。

批判・反響続々
文部科学大臣会見録から
松野博一文部科学大臣記者会見録(平成29年4月18日):文部科学省

www.topics.or.jp
創生相発言に怒る学芸員 文化財は未来への財産 : 京都新聞
www.yo-hey.com
agora-web.jp

togetter.com
diamond.jp
blog.livedoor.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000035-mai-sociheadlines.yahoo.co.jp
business.nikkeibp.co.jp
www.nishinippon.co.jp

ameblo.jp
小規模ミュージアムネットワーク(小さいとこネット)が考える 博物館の意義とそのスタッフの重要性
f:id:tentijin8:20170421201915j:plain

文化財の調査・保護・活用に取り組んでる人々は防災にも貢献しています。
災害と文化財 遺跡に残る津波被害 現代の防災に生かす /和歌山:毎日新聞


石森秀三北海道博物館協会会長メッセージ(4月22日)
「一番のがんは学芸員」発言への反論
山本幸三大臣は、4月16日に滋賀県大津市で開催されたセミナーで、文化財観光にからんで「一番のがんは文化学芸員。この連中は普通の観光マインドが全くない。この連中を一掃しないと駄目だ」と発言し、全国的に厳しく批判されている(一番批判されるべきは「がん」で苦しんでいる人々やその家族に対する配慮のない点であろう)。
山本大臣は「地方創生担当相」を務めている。地方創生は、2012年に発足した第2次安倍政権の最重要課題で、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的にしている。具体的には、地方における安定した雇用の創出、地方への人口の流入、若い世代の結婚・出産・子育ての希望を叶え、時代にあった地域を創り、安心な暮らしを守ると共に、地域間の連携などを推進することによって、地域の活性化とその好循環の維持をめざすための各種施策が実施されている。」
(以下は下記リンクをご覧ください ※石森氏は北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授)
「一番のがんは学芸員」発言への反論【会長によるメッセージ】 – 北海道博物館協会
「いまの北海道観光には長期ビジョンも戦略もない」石森秀三が喝破 | 財界さっぽろ
motamota.hatenablog.com


笹本正治長野県立歴史館館長
「笹本館長は、山本氏が発言した翌日の17日午前に「学芸員は一掃されるべきか」というタイトルで投稿。笹本館長によると、普段、一つの投稿の閲覧数は500件ほどだが、今回の投稿では21日昼までに1万1千件を超えたという。
 笹本館長は投稿で「博物館とそこで働く学芸員などの実態を知っているのかと、憤りを覚えます」と表明。
笹本館長は投稿で「博物館とそこで働く学芸員などの実態を知っているのかと、憤りを覚えます」と表明。
同館には「未来、健全な地域を作っていく」ために「県に関わる資料の収集をし、次の時代に伝えるため保管し、研究し、展示し、教育する役割がある」と説明。「学芸員たちが日夜汗を流し、何をしているのかも理解しないで、勝手な発言をする大臣がいるとしたら、とんでもないことです」などと訴えた。」
(詳しくは下記記事をご覧ください。)
digital.asahi.com
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/arts/introduction/01.php

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20170422-65578804-a_aaacnetallica.yahoo.co.jp


山本幸三地方創生相の発言に対する声明 (全日本博物館学会 布谷知夫会長)
「 2017 年 4 月 16 日に山本幸三地方創生相から、学芸員文化財の公開に反対しているの で、観光振興を進める上での一番のがんは学芸員である、との趣旨の発言がありました。こ の発言は明らかな事実誤認です。
文化財を守ることは、日本の文化や歴史を知り、未来に伝えていくための国民全体の責務
であり、その取扱いについては文化庁の指導や文化財保護法及び関係法令の下で行われて います。 博物館の学芸員文化財の保護・保全を図りながら、同時にそれらの文化財を多くの人々に公開し、日本の歴史・文化を知り、親しんでもらうことに努力しています。そしてその公開による劣化を防ぐためには、どのような公開方法、どのような公開環境を整えることが必 要かを研究し、展示を行っています。 また博物館は過去には特定の人向けの展示施設のようなイメージが持たれていた時代も
ありましたが、現在は博物館が収集してきた資料を研究し、その成果を活用することで、地域の人々が楽しく集い、学び、ネットワークを広げる場となっています。国内外の観光客が、 ある地域について、また日本について知ろうとしてまず訪れる場が博物館です。 博物館や美術館、文化施設等は、それぞれの展示や各種事業を行うことによって、むしろ 地域観光の拠点ともなっており、多くの人々に親しまれる存在です。 そして全日本博物館学会は、今後とも、各地の博物館が、より多くの人々に日本の歴史・文化や自然に親しみ、学ぶ機会を増やせるよう、理論と実践の両面から応援していきたいと考えています。
2017 年 4 月 21日 全日本博物館学会 会長 布谷 知夫 」(下記HPより)
全日本博物館学会


博物館とそれを支える学芸員の重要性について (可知直毅日本生態学会会長)
生態学の進歩と普及を図ることを通じて、社会に貢献することを目的としてい る日本生態学会は、博物館とそれを支える学芸員の重要性を改めて確認します。
博物館は、国土の自然や歴史・文化の継承を担うと共に、社会による知的財 産の利活用の拠点として、国や地域の歴史的、文化的、科学的に重要かつ貴重 な資料の収集、保管、整理、展示、調査研究、教育・啓発活動を行っています。 学芸員や研究員をはじめとする博物館職員は、博物館の活動の学術レベルの維 持発展と管理運営に重要な役割を果たし、科学の発展・普及や地域づくりにも 大きく貢献しています。 日本の博物館は、国際的に高い評価を受けていますが、それは博物館職員の 日々たゆまぬ努力の結果です。一方、人材不足や予算縮小のため、十分な活動 を行えていない博物館も少なくありません。博物館職員の主たる活動は、世間 の目に触れないところで行われています。そのため、その役割は評価されにく い面があります。いま、改めて博物館の意義や博物館職員の役割について、多 くの方々に知っていただき、博物館の活動に関して一層のご理解とご支援をお 願いする次第です。
2017 年 4 月 19 日 一般社団法人日本生態学会会長 可知 直毅 」
www.asahi.com
一般社団法人日本生態学会
安倍政権 相次ぐ暴言・問題行動/モラル崩壊どこまで/トップから内閣全体へ

www.sankei.com
the-liberty.com
滋賀報知新聞


山室真澄日本陸水学会会長
 「山本幸三内閣府特命担当大臣の発言について

私ども日本陸水学会には団体会員として直接所属している博物館、あるいは学芸員が会員として所属している博物館が12施設あります。博物館は国や地域の歴史的、文化的、科学的に重要・貴重な資料の収集、保管、整理、展示、調査研究、教育・啓発活動を行い、これらを通じて国や地域の歴史や文化の継承を担うとともに、国民による知的財産の利活用の拠点となっています。この意味で博物館は、大学に比肩する高等教育・研究機関とも言えます。日本国民の知識・教養レベルは国際的にみても高い水準にあり、これは我が国がこれまでにさまざまな社会的課題を克服してきた一因となっています。その実現のために博物館が果たしてきた役割は、高く評価されるべきでしょう。
博物館の学術・文化的レベルの維持発展と管理運営において重要な役割を果たしているメンバーは、学芸員です。我が国の博物館は国際的に高い評価を受けていますが、それは学芸員の学究心と社会奉仕精神に負うものです。学芸員の日々たゆまぬ努力無くしては、我々が関わっている陸水学に関する貴重な資料の保管・利用や、それに根差した今日の陸水学の発展もあり得ず、我が国の将来を担う若者の教育啓発も見込めません。多くの学芸員は博物館が社会に果たす役割について多角的な視野を持って検討を重ね、社会的情勢の変化を取り入れつつ、喫緊の課題、例えば生物多様性地域戦略の策定などにも貢献してきました。
2017年4月16日、山本幸三内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革)は滋賀県大津市で開催された地方創生セミナーにおいて、学芸員に対する思慮を欠いた発言をされました。我々はこのことを大変遺憾に思うとともに、この発言の意識の根底にある学芸員の役割の重要性に対する認識不足に驚きを禁じ得ません。あわせて、今回の発言の根底にある「地方創生とは稼ぐこと」という基本的な考え方そのものが極めて偏っていると考えます。当学会が学問的対象としている、地方それぞれに固有である陸水環境やそこに住まう生物の保全も、経済性には直接つながりません。しかしながら、少し長い視点から見れば、かけがえのない豊かさを生むものです。
今回の発言を受け、日本陸水学会は博物館が担う先述の重要な責務について、我々が日々行っている陸水学の研究とあわせて、その意義を広く普及啓発して行く所存であることを表明いたします。
2017年4月24日 日本陸水学会会長 山室真澄」(下記記事より)
山本幸三内閣府特命担当大臣の発言について – 日本陸水学会
2017-04-25 - Limnology 水から環境を考える


兵庫県立美術館の蓑豊館長
兵庫県立美術館神戸市中央区)の蓑豊(みの・ゆたか)館長(75)は「配慮に欠けたひどい発言」と憤る。ただ学芸員も「変化すべき時代」と捉える。館長就任後は、県立美術館を活用した街の活性化を目指し、周辺での「ミュージアムロード構想」を推進してきた。
 同館には14人の学芸員がいる。「文化財保護や専門分野の調査研究は当たり前」といい、日頃から「いかに工夫して来館してもらうか、分かりやすい説明で楽しんでもらうか、という目線を求めている」と話す。」(下記記事より)
www.msn.com
webronza.asahi.com

「今年1~3月まで、東京国立博物館で開催された「春日大社 千年の至宝」展。展示を見た菅義偉官房長官は、英語以外の中国語や韓国語の解説が不足していると不満を漏らした。同館の関係者によると、菅氏は多言語表示への対応を求め、同館は急きょ対応に追われたという。
 海外からの観光客(インバウンド)に利便を図ることは、「観光立国」を目指す安倍政権の意向に沿うものだ。文化庁は、今年2月から文化財を観光に生かすための多言語解説について検討する有識者会議を開き、3月には文化財を中核にした観光拠点形成についてのオンライン講座を初開催。自治体の文化財担当者、学芸員ら約2千人が参加した。
 その矢先の山本大臣の発言。影響を与えたとされるのが、大臣の知人で、小西美術工芸社社長のデービッド・アトキンソン氏だ。『新・観光立国論』などの著書がある。取材に応じたアトキンソン氏は「『一掃』という表現はダメだが、文化財を活用した観光で注目を集めれば、その文化財を保護するための補助金も得られやすくなる。国の財政が厳しい現在、観光資源にならなければ保護も厳しくなる」と話す。」(下記記事より)
digital.asahi.com

editorial.x-winz.net

www.dofaq.com


「失言」の本質を突く見解が出てくるようになった。これらこそ世に広めたい。
学芸員はがん」発言の背景──観光をめぐる地域社会の過剰でゆがんだ期待(桃山堂ブログ)
「「学芸員はがん」という発言で問題となった山本幸三・地方創生担当相は、博物館、美術館の学芸員に、「観光マインド」──つまり、集客努力が必要だと主張しています。 
単なる政治家の失言というだけですまない厄介な問題だとおもうのは、学芸員に集客や観光PRを期待する声は以前からあって、近年、一段と勢力を増しているように見えるからです。
地域社会から、たちの悪い「観光マインド」を求められ、困惑していた学芸員さんを見たことがあるので、山本大臣の発言を考えるデータとして報告したいとおもいます。」
結論
レベルの高い、<学び>の観光モデル?
学芸員の社会的な存在意義は、調査・研究をとおして、地域社会の知的な資産を充実させることであって、集客や観光PRはそれに付随するものであるはずです。
 もし、学芸員、研究職に「観光マインド」を求めるとしたら、名所旧跡めぐり、温泉、グルメ、土産物屋にとどまらない、<学び>を起点とする、レベルの高い、未来的な観光モデルを考えてほしいものです。
 学術的な知見によって、住民も気づいていない地域の価値に光をあて、訪れる人を現実世界の再発見に導くような──というと大げさですが、知的な刺激に充ちた観光のPRであれば大歓迎です。
 長い目でみれば、それが地域社会の魅力を高めて、観光にも好影響をもたらすとおもうのですが、どうでしょうか。」その通りだと思います。
詳しくは下記桃山堂さんのブログをご覧ください。実情がよくわかります。
motamota.hatenablog.com


山下 祐介「「地方は観光で稼ぎなさい」という号令が、甚だ見当違いである理由 「学芸員はがん」発言の根底にあるもの」(現代ビジネス)
「■日本の観光を支えているもの
いま、観光に稼ぐ産業への転換が求められている。だがそうした転換は、この国そのものの衰退につながるだろう。むしろ余裕を持った観光、交流が促進されることで、行き詰まったこの国の経済を突破する適切な視点やアイデアが生まれてくるのではないか。
私は、そもそも観光に限らず、すべてに「稼ぎ」を強要するこの国の今の雰囲気に不安を覚える。「稼ぐ」ことだけが求められる国。そんな国、そんな暮らしに何の魅力もあるまい。
そして、本物の観光を目指す試みは、この数十年来、日本の各地で様々に試され、蓄積されてきたものでもあった。私もこの10年来、津軽学や白神学といった運動にかかわってもきた。そしてそこには学芸員たちの姿もあった。その他、様々な人々の地道な努力や活動が、今の日本の観光を支えているのである。
それは「やれ」といわれて進めたものではない。観光は楽しいものだからだ。余裕さえあれば、観光コンテンツは放っておいてもどんどん育つ。我が国はそういう国である。
そうした努力への評価や自生的な成長への気配りを忘れ、それを直接的に金儲けをしていないからといって「お前ら金儲けの努力をしろ」というのは、世の中の仕組みをよく知らない者が言うことだ。
そもそも稼ぐ人がいれば、その稼ぐことを支える人がいるのである。「稼ぐ」ことそのものも、直接その金儲けをした人だけで実現されているものではないのだ。その稼ぐ条件を整える根幹のところに、政府や行政の役割もある。だから政治家や行政官庁に私たちは税を納めているのだ。
この国がきちんと稼げなくなっているのだとしたら、それはその条件づくりに何か失敗しているからである。私たちはもっと、社会がどのように動いているのかを知らなくてはならない。」詳しくは下記記事をご覧ください。
gendai.ismedia.jp
誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗(山下 祐介) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

「復興」が奪う地域の未来――東日本大震災・原発事故の検証と提言

「復興」が奪う地域の未来――東日本大震災・原発事故の検証と提言

news.yahoo.co.jp
editorial.x-winz.net
「未来派学芸員」を認知せよ! - 大倉 冨美雄 の デザインエッセイ 〜OK Design〜
文化財「保存と活用」両立を 京都の関係者、山本大臣発言で : 京都新聞

www.youtube.com
http://www.mbs.jp/news/kansai/20170505/00000057.shtmlwww.mbs.jp
www.kankokeizai.com
artscape.jp
digital.asahi.com
学芸員発言に対するアピール
togetter.com

山本幸三 - Wikipedia


またも
this.kiji.is
とどまることのない一連の「失言」は、日本の構造的問題であり、危機ではないのだろうか。


・重要記事
失言問題の最中、いくつもの重要なニュース・指摘がありました。
this.kiji.is
saigaijyouhou.com
this.kiji.is
これで分かる!「テロ等準備罪」の仕組み | ホウドウキョク
共謀罪 危なすぎる法案 「国民」に「絶対服従」を強いる!=斎藤貴男:毎日新聞
digital.asahi.com
www.asahi.com

そしてありうる状況になってしまった。
www.msn.com
内閣官房 国民保護ポータルサイト
いつか来た道は、なんとしても避けたいものだ。
www2.nhk.or.jp